電話相談やメール相談のご要望をお受けすることがありますが、当方では基本的には行っていません。
出来るだけご要望にはお応えしたいのですが、電話相談ですと、お互いに顔が見えず、その場その時の状態(表情や会話の間合いなどの非言語的コミュニケーション)が分からないというデメリットがあります。これが臨床上、少なからず問題となります。
メール相談ですと、電話相談のデメリットに加え、文章のやり取りですから「行間を読む」等も発生し、大きな誤解を生む可能性があります(例えば、辛い気持ちだと文章をネガティブに読み解く傾向が強まるなど)。
また、面談による支援は、数多くの研究で効果が実証されていますが、電話やメールによる支援の効果研究は限られるのが現状です。
こういった事情があり、電話やメールによる支援は採用を見合わせています。ご理解いただけると幸いです。
電話とメールは、ご予約のためのツールだとお考えください。
ただし、「こういう相談内容での利用も出来ますか?」といった質問等は受け付けています。
また、未成年で、自分では料金を工面出来ず、養育者からの支援も期待出来ない、しかし、とても困っているといった場合、情報提供ならば出来るかもしれません(ただし、これは心理療法ではありません)。